年末なのでライフハック(笑)関係の記事でも。
どれだけ威勢のいい人でも、突然不調に陥ったり、寝込んでしまったり、不遇な出来事が重なったり……という可能性はあります。
私も過去に何度も落ち込んだり、絶望したり、倒れたりしたことがありました。そういう時はきまって「視野が滅茶苦茶狭くなる」「思考力・判断力が低下する」という状態になります。そしてそのまま、ズルズルと駄目になっていってしまうのです。
私は少し前から、元気のいいときに、「行き詰まったときに読むための情報」を書き溜めて、一箇所に保存するようにしています。それで何度か、落ち込みや絶望や逆境から回復することもできました。
「落ち込んだときのための文書」というのは世の中にいっぱいあり、とても良い内容のものもありますが、たいていは内容が抽象的あるいは一般的です。思考力の低下した状態では、そこから発展した思考や行動にもっていけなかったり、そもそもそういう文書を読もうという気すら起こらないこともあります。なので、自分専用の具体的な文書を作るのです。自分がボロボロになったところを想像し、「そのときにもし何か助言をするとしたら?」と脳内シミュレーションしながら文書を作成します。
ひとつのディレクトリにまとめて置きます。ばらばらに置いておくと、存在を忘れてしまいます。そして、「不調なときはとりあえずこのディレクトリの中身を見ろ」、これだけはしっかり覚えておきます。
で、入れておくものの内容の一部がこんな具合です。
……こういった情報を、まとめて置いておきます。元気なときにすらすらと出てくるような内容も、落ち込んで視野狭窄に陥ったときに読むと「こんな道があったか!」と驚いてしまう、それほどに視野は狭まってしまうのです。
先日、自室の収納から、セネカ著「怒りについて」(岩波文庫)が出てきました。買ったのはおそらく17歳くらいのころです。やたら線が引いてある。あちこちにひいてある。何かどうしようもない苦しさを必死で抑えようとしていたんだろう、と推測できるような、なかば偏執的な線の引き方なのですが、実際何に対して苦しんでいたのかは、全くもって思い出せないのです。ただ、そのときの悩みが、今までの10年ほどの時間のどこかで解決或いは解消されたという、ただそのことだけが、確認できたのでした。
そして、そのことを確認して、とても穏やかな気分になったのでした。
特に女性の方は大変だと思います。心と体のつながりが機能的な意味でも強くてバランスを取るのが難しいからです。結構相談受けているとそのような話多く聞いたりします。
人生相談員の高野さん、こんにちは。
ああ、女性はデフォルトでメンタル面フィジカル面で波がありますね。そのへんは個人でうまーくマネジメントしてる方も知ってます。"月刊体調不良" の時と平常時で、タスクの振り方を変えるとか。
まあ、男女問わず、ヤバい状態というのは突然襲ってきますね。精神的に病んでしまった人(自分も倒れたことありますが)や、事故的に不遇なことに見舞われた人を何人も知っていますが、日頃すごく冴えてた人・滅茶苦茶威勢のいい人の思考回路があっという間に変わってしまうのは恐ろしい。仲間やお医者さんが安全装置としてなんと機能しているという感じで。
……そんなわけで、自分で用意できる範囲の、カスタマイズ済の安全装置を作ってるのでした。